航空科学博物館 Museum of Aeronautical Sciences

千葉の航空科学博物館へ行ったときの写真。出張のついでだから車はないし、革靴で歩き回るのも嫌なので、数年ぶりにタクシーを利用することになった。まさか博物館へタクシーで向かうことになるとは思わなかった。

航空機開発を禁じられていた日本が初めて航空機の開発を再開して作られたYS11が屋外展示の中で最も大きかった。いろいろ隠れてしまっているけど、両翼のランディングギアが正面から見てハの字に広がっているのが特徴の1つらしい。
航空科学博物館の展示は岐阜の航空宇宙博物館と比較すると小型な印象だった。敷地面積が原因だろうか。

タイヤへ何本もホースが伸びているのは何のためなんだろうか。ブレーキ用の油圧ラインの他にもありそう。途中にあるのはリザーバータンクだろうか。

左右の丸い部分はタイヤが収まるくぼみだろうか。タイヤハウス以外にも内部構造も見てみたい。半分だけスケルトンモデルにした展示とか作ってくれないだろうか。

中には入れないけどプラ板越に運転席を除くことができた。アナログな時代だから7日スイッチは思っていたほど多くなかった。それでもこれだけ運転席が狭いと、疲れて伸びをしたときにレバーなりに触れてしまいそうで怖い。Wikiによると操縦桿が相当重いらしい。本当化怪しいけど、自衛隊機でも30分ごとに交代するんだとか。


 一体どんな仕組みで回転するローターの角度を調整するのか気になる。機体側から伸びる軸はどれも細くて折れてしまわないか心配になってしまう。この程度でも大丈夫なくらい機体が軽いということだろうか。

古めかしいブラウン管の管制機器は無数のスイッチやダイヤルに囲まれていて格好良かった。残念ながら飛行機オタクが管制官ごっこをして遊ぶ光景は見られなかった。空港近くで離着陸を逐一チェックする人たちは管制に興味があるんじゃないんだろうか。

整備に使用されていた工具も展示されていた。CRAFTSMANというブランドは知らなかったので、調べるとアメリカの普及クラス品らしい。航空機だからといって最高級品ではなのは意外だった。