駐車場の場所がわからなくて道の駅から歩いた。思いの外遠くて、暑さもあり大変だった。それでも行ったのは、ここが現存12天守の1つだから。
東側の門をくぐると木々に覆われた階段が続いていた。手入れされていない期間が長かったのか、他の城よりもずっと木が多い気がする。風の通りが悪いのか石垣もやたらと苔むしていた。
期待していたよりもずっと小さい。備中松山城よりも小さいかもしれない。
今では城の周囲は陸地になっているものの、これは埋め立てられたもので、かつては海と堀に囲まれていたそうだ。
現存天守なのでコンクリートは使われていない。こういう複雑に組み合わされた継ぎ手はいったいどうやって設計するんだろうか。順番を間違えると、きっとはめられなくなる。