妻籠郵便局には郵便関連の資料を展示するスペースが用意されていた。郵便局の前に設置されたポストまで昔風だと、郵便局らしくないこだわりを感じる。
郵便番号が設定される前のはがきは届けるのが大変そう。この手紙が送られた頃はまだ墨を擦っていたんだろうか。
同じサイズなのに5円や7円、10円、20円の官製はがきが並んでいた。それぞれ年代が違うんだろうか。物価を反映したものかもしれない。
明治6年にはがきの取り扱いが始まったそうだ。明治2年にオーストラリアで始まった郵便事業が世界初だったそうなので、たった4年差で実現できたのは驚異的だと思う。