長野県で保存されている宿場町にはハズレがないと思う。
冬の早朝だったので、防火用水は氷に覆われていた。
宿場町らしく、宿名が書かれた看板がぶら下げられた建物が多かった。このうちのいくつが営業を続けているんだろうか。妻籠宿の建物は基本的に売り買いや貸し借りが自粛されているそうなので、いつまで保存できるんだろうか。
山深い地域らしく、外壁は漆喰よりも木材が多かった。防火用水が用意されているのはそのためかもしれない。
宿場町には何かしらの植物が干されていることが多い気がする。風情を演出するために並べているものではないと嬉しい。特に鬼灯を見かけることが多いのはなぜなんだろう。
何が書かれているのかは読み取れなかったけど、時代劇でありがちな高札が飾られていた。街の通りに一本だけ突き刺さっているイメージがあるけど、こんなふうにまとめて掲示されていたんだろうか。
寒いと猫がじっとしていて撮りやすい。観光地だと人馴れしているのでなお撮りやすくていい。