明治9年から使用されてきた校舎で、移築や修理を受けた経緯はあるものの、学校とは思えない外観に驚かされた。
訪問した時は重要文化財だったのが、現在では国宝指定に格上げされていた。このきれいな状態のまま保存されてほしい。
すぐ近くには新しい校舎の開智学校が開かれていた。生徒はその価値を理解できるだろうか。
視力検査で使用するマークはいろいろ存在したらしい。動物のシルエットは視力だけの問題ではない気がする。
表現が独特で頭に入ってこない。
西洋建築のはしりだったようで、旧開智学校の建設では様々な試行錯誤が行われたらしい。そのために扉の上部に欄間のような飾りが設けられたのかもしれない。
とにかく黒板が小さい。今では蛍光灯が光っているけど、建設当時は白熱灯だろうし大した明るさではなかったんだろうと思う。
信じられないくらい小さい机だった。高さがバラバラなので生徒の体格に合わせて割り振ったんだろうか。