一九四六年憲法 その拘束


読んでいて記述内容と年代が合わないような違和感を感じていたら、
1980年に出版された同タイトルの本を再販した物のようでした。

実家から強奪した本なのか、
買った本なのか覚えていませんが、
文庫サイズなのに1200円もしたようです。
ただ、その価値はあったのかもしれない。

施行されたまま改憲されることなく現在まで続く憲法が
どのようにして成立したのか、
なぜ改憲されることがなかったのか、
といったことが書かれていました。

関連した本をこれまでに何冊か読みましたが、
三発目の核をちらつかせて押し付けられた憲法だと感じざるを得ません。

どのような形であれ平和憲法は日本の宝だと言う人がいるけれど、
交戦権の無い現状が滅亡を招くとは想像できないんだろうか。
上陸されたら改憲して反撃とでも言うんだろうか。
核を打ち込まれたら改憲して反撃とでも言うんだろうか。