宝石の裏側


あまり表題とは一致しませんけど、宝石を所有するにあたっての
心構えについての記述が中心だったように思います。

宝石の着色、調色の手法についても紹介されていました。
ですが、著者の考えとしては所有者が納得の上であれば問題はない、
お客様のその宝石に対する愛着を損なうような真実を告げない売り方は良くない、
というまとめ方でした。

単に詐欺まがいの手法はダメ、という結論ではなくて、
お客様主体で考えられているのが好印象でした。

ちょっと調べたら著者は弥馬屋という宝飾店の創業者のようです。