私は魔境に生きた


10年間終戦を知らずに戦い続けた日本人の手記です。
小野田寛郎さんの話を読んで、
同様の境遇の人達の話が気になったので読んでみました。

10年も日本の勝利を信じて耐え続けたものの、
実際には負けていたことによる悔しさや悲しさと同時に、
生きて祖国の土を踏むことが出来る喜びを感じる心境とはどのようなものだったんだろうか。
その身一つで密林に掘り出されて10年間生活するにはどれだけの体と知恵が必要なのか。
当時の日本人のたくましさには恐れ入るばかりだ(´・ω・`)