せん断帯

えー、特に更新することもないんですが、しばらく放置していたのでとりあえず今まとめている実験のことでも。
Cu-2.5Ni-0.6Siを85%冷間圧延後に400℃で40%温間異周速圧延した平行断面の組織の写真です。斜めに見えている筋は転位の移動が行き詰ってできるせん断帯と呼ばれるものなんですが、角度がおかしい気が(;´∀`)
Alだと圧延方向に対して35°なのは間違いないんですがこの写真だと25°くらいだった。材料によって違うんだろうか。
結晶構造が違うからすべり系が変わる事を考えれば当たり前か(´・ω・`)
いや、でも異周速圧延をしたので回転しているのかも。集合組織は10~15°傾いてたし。結晶粒が回転するのはまあ許容できるけど、組織まで回転するものなのか。わからん。